このページでは海鳥の読み方と意味、「うみどり」と「かいちょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.海鳥の正しい読み方は「うみどり」「かいちょう」?

 

結論から言ってしまうと、海鳥の正しい読み方は「うみどり」「かいちょう」の両方になります

 

海鳥の”海”は「うみ」「かい」、”鳥”は「とり」「ちょう」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には海鳥は「うみどり」と読むことが多いです。

 

 

 

また”鳥”の読み方は「とり」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「どり」という読み方をすることはできません。

 

海鳥のように「うみとり」ではなく、「うみどり」と濁って読むのは、日本語の「連濁(れんだく)」と呼ばれているものです

 

 

連濁とは、”2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

海鳥であれば、海(うみ)+鳥(とり)なので、鳥(後ろの語)の語頭である清音の”と”が濁音の”ど”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙(てがみ)」や「綿毛(わたげ)」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません

 

 

ですが日本語では、連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙(てがみ)」「綿毛(わたげ)」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で海鳥の意味について解説していきます。

 

2.海鳥の意味について

 

海鳥は「主に海辺(うみべ)や海上などで生活している鳥のこと」の意味として用いられています。

 

 

海鳥というのは例えば、アホウドリ・カモメ・ペンギンなどのことを指します。

 

海鳥は生活のほとんどを海辺や海上で行うため、主に魚・イカ・エビ・カニ・貝・オキアミなどのプランクトンを餌(えさ)としています。

 

 

以上が「海鳥の読み方と意味、”うみどり”と”かいちょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 海鳥の正しい読み方は「うみどり」「かいちょう」の両方。
  • 海鳥は「主に海辺や海上などで生活している鳥のこと」の意味。

 

 

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