このページでは初月の読み方と意味、「しょげつ」と「しょづき」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

 

結論から言ってしまうと、初月の正しい読み方は「しょげつ」「はつづき」になります。

 

初月の”初”は「はじ（めて）」「はつ」「しょ」、”月”は「つき」「げつ」「がつ」と読むことができますが、初月を「しょづき」と読むのは間違いです。

 

 

 

一般的には初月は「しょげつ」と読むことがほとんどです。

 

ただ初月は「しょげつ」「はつづき」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

（次の章でそれぞれの意味について解説していきます）

 

 

 

また”月”の読み方は「つき」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「づき」という読み方をすることはできません。

 

初月のように「はつつき」ではなく、「はつづき」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

 

 

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

初月であれば、初（はつ）＋月（つき）なので、月（後ろの語）の語頭である清音の”つ”が濁音の”づ”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

 

 

ですが日本語では、連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で初月の意味について解説していきます。

 

 

初月（しょげつ）は「初めの月。１月。正月のこと/その月に初めて出る月。新月のこと」の意味として用いられています。

 

 

初月を「しょげつ」と読むと上記のような意味になりますが、「はつづき」と読むと「陰暦で、その月で初めて出る月。特に、陰暦８月初めの月のこと」の意味となります。

 

このように初月は「しょげつ」「はつづき」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

以上が「初月の読み方と意味、”しょげつ”と”しょづき”正しいのは？」でした。

 

 

これまで説明したことをまとめますと、

 

 

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