結論から言ってしまうと、客体の正しい読み方は「かくたい」「きゃくたい」の両方になります。
客体の”客”は「きゃく」「かく」と読むことができます。
ただ一般的には客体は「きゃくたい」と読むことが多いです。
次の章で客体の意味について解説していきます。
客体は「主体の外にあって独立して存在するもの。特に、主体の認識・行為などの対象となるもの」の意味として用いられています。
主体というのは、”目的・意志を持って、何らかの作用・行為を他に及ぼす、その中心となるもの”を意味します。
例えば「私は景色を見る」であれば、主体は”私”で、客体は”景色”となります。
つまり”物事を行っている中心となるもの=主体”、”主体が何かをするときに対象となるもの=客体”です。
客体を用いた例文としては、「彼らが支配の客体にあることが問題だ」や、
「両者のどちらを客体、どちらを主体とするかは自由だ」のような使い方で用いられています。
以上が「客体の読み方と意味、”かくたい”と”きゃくたい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど