このページでは客体の読み方と意味、「かくたい」と「きゃくたい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.客体の正しい読み方は「かくたい」「きゃくたい」?

 

結論から言ってしまうと、客体の正しい読み方は「かくたい」「きゃくたい」の両方になります

 

客体の”客”は「きゃく」「かく」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には客体は「きゃくたい」と読むことが多いです。

 

次の章で客体の意味について解説していきます。

 

2.客体の意味について

 

客体は「主体の外にあって独立して存在するもの。特に、主体の認識・行為などの対象となるもの」の意味として用いられています。

 

主体というのは、”目的・意志を持って、何らかの作用・行為を他に及ぼす、その中心となるもの”を意味します。

 

 

例えば「私は景色を見る」であれば、主体は”私”で、客体は”景色”となります。

 

つまり”物事を行っている中心となるもの=主体”、”主体が何かをするときに対象となるもの=客体”です。

 

 

 

客体を用いた例文としては、「彼らが支配の客体にあることが問題だ」や、
「両者のどちらを客体、どちらを主体とするかは自由だ」のような使い方で用いられています。

 

 

以上が「客体の読み方と意味、”かくたい”と”きゃくたい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 客体の正しい読み方は「かくたい」「きゃくたい」の両方。
  • 客体は「主体の外にあって独立して存在するもの。特に、主体の認識・行為などの対象となるもの」の意味。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!