このページでは客体の読み方と意味、「かくたい」と「きゃくたい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.客体の正しい読み方は「かくたい」「きゃくたい」?

 

結論から言ってしまうと、客体の正しい読み方は「かくたい」「きゃくたい」の両方になります

 

客体の”客”は「きゃく」「かく」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には客体は「きゃくたい」と読むことが多いです。

 

 

 

また客体(きゃくたい)のように「客(きゃく)」が用いられている言葉には、
「客室(きゃくしつ)・客層(きゃくそう)・観客(かんきゃく)・接客(せっきゃく)」などがあります。

 

客体(かくたい)のように「客(かく)」が用いられている言葉には、
「客員(かくいん)・旅客(りょかく)・剣客(けんかく)・論客(ろんかく)」などがあります。

 

 

次の章で客体の意味について解説していきます。

 

2.客体の意味について

 

客体は「主体の外にあって独立して存在するもの。特に、主体の認識・行為などの対象となるもの」の意味として用いられています。

 

主体というのは、”目的・意志を持って、何らかの作用・行為を他に及ぼす、その中心となるもの”を意味します。

 

 

例えば「私は景色を見る」であれば、主体は”私”で、客体は”景色”となります。

 

つまり”物事を行っている中心となるもの=主体”、”主体が何かをするときに対象となるもの=客体”です。

 

 

 

客体を用いた例文としては、「彼らが支配の客体にあることが問題だ」や、
「両者のどちらを客体、どちらを主体とするかは自由だ」のような使い方で用いられています。

 

 

以上が「客体の読み方と意味、”かくたい”と”きゃくたい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 客体の正しい読み方は「かくたい」「きゃくたい」の両方。
  • 客体は「主体の外にあって独立して存在するもの。特に、主体の認識・行為などの対象となるもの」の意味。

 

 

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