このページでは定形の読み方と意味、「ていがた」と「ていけい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.定形の正しい読み方は「ていがた」「ていけい」?

 

結論から言ってしまうと、定形の正しい読み方は「ていけい」になります

 

定形の”形”は「かたち」「かた」「けい」(連濁により「がた」)と読むことができますが、定形は「ていけい」と読むのが正しく、「ていがた」と読むのは間違いです

 

(連濁とは、2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと)

 

 

 

また定形(ていけい)のように「定(てい)」が用いられている言葉には、
「定型(ていけい)・定額(ていがく)・未定(みてい)・内定(ないてい)」などがあります。

 

定形(ていけい)のように「形(けい)」が用いられている言葉には、
「形跡(けいせき)・形態(けいたい)・形状(けいじょう)・図形(ずけい)」などがあります。

 

 

次の章で定形の意味について解説していきます。

 

2.定形の意味について

 

定形は「一定の形。決まった形のこと」の意味として用いられています。

 

 

定形を用いた例文としては、「定形の封筒を使用する」や、
「重ねやすいようにあえて定形にしている」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また定形の類義語としては、「定型(ていけい)・同形(どうけい)・相似(そうじ)・同型(どうけい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても定形と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「定形の読み方と意味、”ていがた”と”ていけい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 定形の正しい読み方は「ていけい」で、「ていがた」は間違い。
  • 定形は「一定の形。決まった形のこと」の意味。
  • 定形の類義語には、「定型・同形・相似・同型」などがある。

 

 

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