結論から言ってしまうと、凋落の正しい読み方は「ちょうらく」になります。
凋落の”凋”は「ちょう」と読むことはできますが、「しゅう」と読むことはできないので、凋落を「しゅうらく」と読むのは間違いです。
また凋落(ちょうらく)のように「凋(ちょう)」が用いられている言葉には、
「凋残(ちょうざん)・凋衰(ちょうすい)・凋弊(ちょうへい)・枯凋(こちょう)」などがあります。
凋落(ちょうらく)のように「落(らく)」が用いられている言葉には、
「落差(らくさ)・落着(らくちゃく)・落日(らくじつ)・及落(きゅうらく)」などがあります。
次の章で凋落の意味について解説していきます。
凋落は「花などがしおれて落ちること/落ちぶれること」の意味として用いられています。
凋落を用いた例文としては、「人気が凋落していく中での発言」や、
「それを機に凋落の一途をたどる」のような使い方で用いられています。
一般的に凋落は後者の意味で用いられることが多く、どちらの例文も「落ちぶれること」の意味で使用しています。
また凋落の類義語としては、「荒廃(こうはい)・衰退(すいたい)・低迷(ていめい)・落ち目(おちめ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても凋落と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「凋落の読み方と意味、”しゅうらく”と”ちょうらく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど