無難の読み方と意味、「むなん」と「ぶなん」正しいのは？

このページでは無難の読み方と意味、「むなん」と「ぶなん」どちらが正しいのかを解説しています。

１．無難の正しい読み方は「むなん」「ぶなん」？

結論から言ってしまうと、無難の正しい読み方は「ぶなん」になります。

無難の”無”は「な（い）」「む」「ぶ」と読むことができますが、
無難は「ぶなん」と読むのが正しく、「むなん」と読むのは間違いです。

また無難（ぶなん）のように「無（ぶ）」が用いられている言葉には、
「無勢（ぶぜい）・無事（ぶじ）・無礼（ぶれい）・無骨（ぶこつ）」などがあります。

無難（ぶなん）のように「難（なん）」が用いられている言葉には、
「難題（なんだい）・難解（なんかい）・至難（しなん）・避難（ひなん）」などがあります。

次の章で無難の意味について解説していきます。

無難は「危険のないこと。また、間違いのないこと/特に欠点はないが、平凡であるさま」の意味として用いられています。

無難を用いた例文としては、「彼らとは距離を置くのが無難だ」や、
「彼の作品は無難な出来だった」のような使い方で用いられています。

前者の例文は「危険のないこと。また、間違いのないこと」の意味で、
後者の例文は「特に欠点はないが、平凡であるさま」の意味で使用しています。

また無難の類義語としては、「凡庸（ぼんよう）・普通（ふつう）・月並み（つきなみ）・人並み（ひとなみ）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても無難と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「無難の読み方と意味、”むなん”と”ぶなん”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、