このページでは初夏の読み方と意味、「はつなつ」と「しょか」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.初夏の正しい読み方は「はつなつ」「しょか」?

 

結論から言ってしまうと、初夏の正しい読み方は「はつなつ」「しょか」の両方になります

 

初夏の”初”は「はつ」「しょ」、”夏”は「なつ」「か」「げ」と読むことができます。

 

 

 

一般的には初夏は「しょか」と読むことがほとんどです。

 

ただ初夏は「はつなつ」「しょか」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また初夏(しょか)のように「初(しょ)」が用いられている言葉には、
「初期(しょき)・初歩(しょほ)・初志(しょし)・当初(とうしょ)」などがあります。

 

初夏(しょか)のように「夏(か)」が用いられている言葉には、
「夏季(かき)・夏期(かき)・盛夏(せいか)・炎夏(えんか)」などがあります。

 

 

次の章で初夏の意味について解説していきます。

 

2.初夏の意味について

 

初夏(はつなつ)は「夏の初めのこと」の意味として用いられています。

 

 

初夏を「はつなつ」と読むと上記のような意味になりますが、
「しょか」と読むと上記の他に、「陰暦(いんれき)4月の別名」の意味も含まれます

 

陰暦というのは旧暦のことで、一般的には旧暦(陰暦)の4月は”卯月(うづき)”と呼ばれることが多いです。

 

このように初夏は「はつなつ」「しょか」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

また初夏の類義語としては、「小暑(しょうしょ)・季夏(きか)・夏至(げし)・立夏(りっか)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても初夏と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「初夏の読み方と意味、”はつなつ”と”しょか”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 初夏の正しい読み方は「はつなつ」「しょか」の両方。
  • 初夏(はつなつ)は「夏の初めのこと」の意味。
  • 初夏(しょか)は「夏の初めのこと/陰暦4月の別名のこと」の意味。
  • 初夏の類義語には、「小暑・季夏・夏至・立夏」などがある。

 

 

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