結論から言ってしまうと、作物の正しい読み方は「さくもつ」「さくぶつ」「さくもの」になります。
作物の”物”は「もの」「ぶつ」「もつ」と読むことができます。
一般的には作物は「さくもつ」と読むことがほとんどです。
ただ作物は「さくもつ」「さくぶつ」「さくもの」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で作物の意味について解説していきます。
作物(さくもつ)は「田畑(たはた)で栽培する植物。農作物のこと」の意味として用いられています。
作物を「さくもつ」と読むと上記のような意味になりますが、
「さくぶつ」「さくもの」と読むとそれぞれ下記のような意味となります。
作物を「さくぶつ」と読むと「制作した物/文芸・美術上の作品」、「さくもの」と読むと「名匠(めいしょう)の制作した刀剣や器具類などのこと/田畑で栽培する植物。農作物/地唄三味線(しゃみせん)曲中の滑稽(こっけい)な曲」の意味になります。
このように作物は「さくもつ」「さくぶつ」「さくもの」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
以上が「作物の読み方と意味、”さくもつ”と”さくぶつ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど