このページでは体腔の読み方と意味、「たいこう」と「たいくう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.体腔の正しい読み方は「たいこう」「たいくう」?

 

結論から言ってしまうと、体腔の本来の読み方は「たいこう」でしたが、
いま現在では「たいこう」と「たいくう」のどちらでも問題はありません

 

体腔の”腔”は「くう」「こう」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には体腔は「たいこう」と読むことが多いです。

 

 

 

体腔を「たいくう」と読むのは本来の読み方ではなく、
この「たいくう」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。

 

慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。

 

 

簡単に言えば、体腔を「たいくう」と間違って読む人が増えたために、
「たいこう」でも「たいくう」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。

 

なのでいま現在での体腔の読み方としては、「たいこう」と「たいくう」はどちらも正しい読み方となります。

 

 

次の章で体腔の意味について解説していきます。

 

2.体腔の意味について

 

体腔は「動物の体壁(たいへき)と内臓との間にある隙間(すきま)のこと」の意味として用いられています。

 

 

体腔を用いた例文としては、「それは体腔内に位置している」や、
「体腔を調べてみたが何も異常はなかった」のような使い方で用いられています。

 

 

以上が「体腔の読み方と意味、”たいこう”と”たいくう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 「たいこう」が本来の読み方で、「たいくう」は慣用読み。
  • 体腔の読み方は、「たいこう」「たいくう」のどちらでも正しい。
  • 体腔は「動物の体壁と内臓との間にある隙間のこと」の意味。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!