このページでは閊えるの読み方と意味、「つかえる」と「つっかえる」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.閊えるの正しい読み方は「つかえる」「つっかえる」?

 

結論から言ってしまうと、閊えるの正しい読み方は「つかえる」「つっかえる」の両方になります

 

閊えるの”閊”は「つか(える)」と読むことができます。

 

 

 

ただ一般的には閊えるは「つかえる」と読むことが多いです。

 

「つかえる」は閊えるの他にも”支える”と書き表され、一般的には”支える”と表記されることがほとんどです。

 

 

 

閊えるの”閊”という字は単体で「つっか(える)」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって閊えるは「つかえる」から「つっかえる」という読み方に変化しました。

 

 

音変化というのは簡単に言うと、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。

 

この音変化により、閊えるは通常では読むことができない「つっかえる」という読み方になったんですね。

 

 

次の章で閊えるの意味について解説していきます。

 

2.閊えるの意味について

 

閊えるは「先へ進もうとしても、妨(さまた)げるものがあって進めなくなること」の意味として用いられています。

 

 

閊えるを用いた例文としては、「言葉が閊える」や、
「渋滞で車が閊える」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また閊えるの類義語としては、「障害(しょうがい)・渋滞(じゅうたい)・膠着(こうちゃく)・障る(さわる)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても閊えると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「閊えるの読み方と意味、”つかえる”と”つっかえる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 閊えるの正しい読み方は「つかえる」「つっかえる」の両方。
  • 閊えるは「先へ進もうとしても、妨げるものがあって進めなくなること」の意味。
  • 閊えるの類義語には、「障害・渋滞・膠着・障る」などがある。

 

 

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