このページでは金鳳花の読み方と意味、「キンポウゲ」と「きんぽうか」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

 

結論から言ってしまうと、金鳳花の正しい読み方は「キンポウゲ」になります。

 

金鳳花の”鳳”は「ほう」（半濁音化により「ぽう」）、”花”は「はな」「か」「け」と読むことができますが、金鳳花を「きんぽうか」と読むのは間違いです。

 

（半濁音化とは、２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭（ハ行音）がパ行音に変化する現象のこと）

 

 

 

また”花”の読み方は「け」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「げ」という読み方をすることはできません。

 

金鳳花のように「きんぽうけ」ではなく、「きんぽうげ」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

 

 

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

金鳳花であれば、金鳳（きんぽう）＋花（け）なので、花（後ろの語）の語頭である清音の”け”が濁音の”げ”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

 

 

ですが日本語では、連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で金鳳花の意味について解説していきます。

 

 

金鳳花は「キンポウゲ科の多年草のこと」の意味として用いられています。

 

 

高さ５０センチメートルほどで、山野などに自生しており、夏頃に黄色の花を咲かせます。

 

茎（くき）・葉には毛が多く、茎の中は空っぽで、金鳳花はアルカロイドを含む有毒のものが多いです。

 

 

以上が「金鳳花の読み方と意味、”キンポウゲ”と”きんぽうか”正しいのは？」でした。

 

 

これまで説明したことをまとめますと、

 

 

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