このページでは逐条の読み方と意味、「ちくじょう」と「ついじょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.逐条の正しい読み方は「ちくじょう」「ついじょう」?

 

結論から言ってしまうと、逐条の正しい読み方は「ちくじょう」になります

 

逐条の”逐”は「ちく」と読むことはできますが、「つい」と読むことはできないので、逐条を「ついじょう」と読むのは間違いです。

 

 

逐条の”逐(ちく)”という字は、”遂(つい)”という字によく似ているため注意が必要です。

 

 

 

また逐条(ちくじょう)のように「逐(ちく)」が用いられている言葉には、
「逐一(ちくいち)・逐次(ちくじ)・逐年(ちくねん)・駆逐(くちく)」などがあります。

 

逐条(ちくじょう)のように「条(じょう)」が用いられている言葉には、
「条件(じょうけん)・条例(じょうれい)・別条(べつじょう)・箇条(かじょう)」などがあります。

 

 

次の章で逐条の意味と類義語について解説していきます。

 

2.逐条の意味と類義語について

 

逐条は「(法律・規約・解釈など)条項を一つ一つ順に取り上げること」の意味として用いられています。

 

 

逐条を用いた例文としては、「紙に逐条形式で書き写す」や、
「彼に逐条的に解説している」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また逐条の類義語としては、「各個(かっこ)・箇条(かじょう)・条々(じょうじょう)・条目(じょうもく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても逐条と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「逐条の読み方と意味、”ちくじょう”と”ついじょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 逐条の正しい読み方は「ちくじょう」で、「ついじょう」は間違い。
  • 逐条は「(法律・規約・解釈など)条項を一つ一つ順に取り上げること」の意味。
  • 逐条の類義語には、「各個・箇条・条々・条目」などがある。

 

 

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