このページでは近傍の読み方と意味、「きんほう」と「きんぼう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.近傍の正しい読み方は「きんほう」「きんぼう」?

 

結論から言ってしまうと、近傍の正しい読み方は「きんぼう」になります

 

近傍の”傍”は「そば」「かたわ(ら)」「ぼう」「ほう」と読むことができますが、近傍は「きんぼう」と読むのが正しく、「きんほう」と読むのは間違いです

 

 

 

また近傍(きんぼう)のように「近(きん)」が用いられている言葉には、
「近況(きんきょう)・近郊(きんこう)・近視(きんし)・近代(きんだい)」などがあります。

 

近傍(きんぼう)のように「傍(ぼう)」が用いられている言葉には、
「傍観(ぼうかん)・傍受(ぼうじゅ)・傍聴(ぼうちょう)・傍流(ぼうりゅう)」などがあります。

 

 

次の章で近傍の意味と類義語について解説していきます。

 

2.近傍の意味と類義語について

 

近傍は「近辺。近所。付近のこと」の意味として用いられています。

 

 

近傍を用いた例文としては、「マンション近傍には様々な店がある」や、
「近傍の村里で流行っているみたいだ」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また近傍の類義語としては、「一帯(いったい)・沿線(えんせん)・手近(てぢか)・至近(しきん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても近傍と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「近傍の読み方と意味、”きんほう”と”きんぼう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 近傍の正しい読み方は「きんぼう」で、「きんほう」は間違い。
  • 近傍は「近辺。近所。付近のこと」の意味。
  • 近傍の類義語には、「一帯・沿線・手近・至近」などがある。

 

 

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