角逐の読み方と意味、「かくちく」と「かくつい」正しいのは？

このページでは角逐の読み方と意味、「かくちく」と「かくつい」どちらが正しいのかを解説しています。

１．角逐の正しい読み方は「かくちく」「かくつい」？

結論から言ってしまうと、角逐の正しい読み方は「かくちく」になります。

角逐の”逐”は「ちく」と読むことはできますが、「つい」と読むことはできないので、角逐を「かくつい」と読むのは間違いです。

角逐の”逐（ちく）”という字は、”遂（つい）”という字によく似ているため注意が必要です。

また角逐（かくちく）のように「角（かく）」が用いられている言葉には、
「角材（かくざい）・角界（かくかい）・鋭角（えいかく）・互角（ごかく）」などがあります。

角逐（かくちく）のように「逐（ちく）」が用いられている言葉には、
「逐一（ちくいち）・逐日（ちくじつ）・逐次（ちくじ）・駆逐（くちく）」などがあります。

次の章で角逐の意味について解説していきます。

角逐は「互いに競争すること。競（せ）り合うこと」の意味として用いられています。

角逐を用いた例文としては、「激しい角逐を繰り広げる」や、
「両勢力の角逐が続いている」のような使い方で用いられています。

また角逐の類義語としては、「相克（そうこく）・衝突（しょうとつ）・対立（たいりつ）・競合（きょうごう）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても角逐と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「角逐の読み方と意味、”かくちく”と”かくつい”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、