結論から言ってしまうと、口銭の正しい読み方は「くちぜに」「こうせん」「くちせん」になります。
口銭の”口”は「くち」「こう」、”銭”は「ぜに」「せん」と読むことができます。
一般的には口銭は「こうせん」と読むことが多いです。
ただ口銭は「くちぜに」「こうせん」「くちせん」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で口銭の意味について解説していきます。
口銭(くちぜに、くちせん)は「取引の仲介料や手数料のこと/近世における雑税のひとつで、銭で納めるもの/中世末から近世において、入津料または関税のこと」の意味として用いられています。
入津(にゅうしん、にゅうつ)というのは、”船が港に入ること”を意味するため、
入津料は”停泊する船やその積み荷に対してかけられる税金のこと”を指します。
口銭を「くちぜに」「くちせん」と読むと上記のような意味になりますが、
「こうせん」と読むと「取引の仲介料や手数料のこと」の意味のみとなります。
このように口銭は「くちぜに」「くちせん」「こうせん」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
以上が「口銭の読み方と意味、”くちぜに”と”こうせん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど