結論から述べるとこれらの違いとしては、
その地震が持っているエネルギーの大きさ(マグニチュード)なのか、地上でのある場所における地震の揺れの大きさ(震度)なのかです。

またマグニチュードは場所によって数値が変わることはありませんが、
震度については場所によって数値が異なるため注意が必要です。

上図のようにマグニチュードは同じでもその地震の揺れを測定している場所が、
震源から近ければ震度は大きくなり、震源から遠ければ震度は小さくなります。
そして考え方は上と同じになりますが、下図をご覧ください。

上図のようにマグニチュードが小さい地震でも震源からの距離が近ければ、
マグニチュードの大きい地震よりも震度が大きくなることは十分に考えられます。
なので必ずしもマグニチュードが大きい=震度が大きいということにはなりません。
このようにマグニチュードと震度の大きさには、
震源からの距離が大きく関係しているんですね。
さてマグニチュードと震度それぞれについて解説していきますね。
マグニチュードとはその地震が持っているエネルギーの大きさを表したもので、
マグニチュード(エネルギー)が大きいほど地震の揺れも大きくなります。
マグニチュードはアメリカの地震学者であるチャールズ・リヒターによって考案され、
リヒター・スケールとも呼ばれていて、”-2.0~10.0の数値”で表されます。
マグニチュードの大きさを分かりやすくした目安は下記のようになります。

震度換算については震源からの距離も関係しているので一概には言えませんが、
あくまでも震源からの距離が近い状態における震度の大きさの目安です。
マグニチュードの数値が1増えると地震が発生する頻度は約10の1程度になるとされているので、
マグニチュードが大きい地震ほど頻度が少なく、小さい地震ほど頻度が多くなるということになります。
またマグニチュードの数値が1違うだけで地震のエネルギーは約31.6倍となり、
さらに数値が2違えば約1000倍ものエネルギーになります。

なのでマグニチュードの数値がたった少し増えるだけで、
その地震の揺れの大きさはとてつもなく大きな揺れに変わります。
震度とは気象庁によって定められたもので、
地上でのある場所における地震の揺れの大きさを表したものです。
つまり震度というのは、私たちが生活している場所で観測される揺れの大きさになります。
震度の大きさは全部で10段階で表され、
それぞれどのぐらいの強さの揺れなのか表にしてありますのでご覧ください。
| 
 震度階級  | 
 人の体感・行動  | 
|---|---|
| 
 震度0  | 
人は揺れを感じないが、地震計には記録される。 | 
| 
 震度1  | 
 屋内で静かにしている人の中には、  | 
| 
 震度2  | 
 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。  | 
| 
 震度3  | 
 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。  | 
| 
 震度4  | 
 ほとんどの人が驚く。  | 
| 
 震度5弱  | 
 大半の人が、恐怖を覚え、  | 
| 
 震度5強  | 
 大半の人が、物につかまらないと  | 
| 
 震度6弱  | 
立っていることが困難になる。 | 
| 
 震度6強 震度7  | 
 立っていることができず、はわないと動くことができない。  | 
また正確には震度5弱・5強や震度6弱・6強であって、
ただの震度5や震度6という大きさについては存在しません。
そして震度には、震度8以上の大きさについては存在しないので注意してください。
以上が「マグニチュードと震度の違いとは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など
<名前は知っているけどわからないもの>
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<よく使う言葉>
慣習的、致命的、便宜的、作為的など
互換性、慢性、普遍性、必然性など
蛙化、明文化、マンネリ化、擬人化など