結論から言ってしまうと、修二会の正しい読み方は「しゅにえ」になります。
修二会の”修”は「おさ(める)」「しゅう」「しゅ」、”会”は「あ(う)」「かい」「え」と読むことができますが、修二会は「しゅにえ」と読むのが正しく、「しゅうにかい」と読むのは間違いです。
次の章で修二会の意味について解説していきます。
※上は東大寺でのお水取りの儀式の写真
修二会は「寺院で、陰暦2月(現在の3月頃)に行われる国家の安泰を祈る法会(ほうえ)のこと」の意味として用いられています。
陰暦(旧暦のこと)の2月というのは、現在の暦(新暦)における3月頃にあたり、特に3月に行われる東大寺二月堂での修二会はお水取りの儀式でよく知られています。
法会(ほうえ)というのは、”説法(せっぽう)・読経(どきょう)・修法(しゅほう)や死者の供養など仏事を行ったりするための集会のこと”です。
以上が「修二会の読み方と意味、”しゅにえ”と”しゅうにかい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど