結論から言ってしまうと、端数の正しい読み方は「はすう」になります。
端数の”端”は「はし」「は」「たん」と読むことができますが、端数は「はすう」と読むのが正しく、「たんすう」と読むのは間違いです。
「たんすう」というのは、”単数”と書き表されるため注意が必要です。
また端数(はすう)のように「端(は)」が用いられている言葉には、
「年端(としは)・端株(はかぶ)・端唄(はうた)・端物(はもの)」などがあります。
端数(はすう)のように「数(すう)」が用いられている言葉には、
「数学(すうがく)・数字(すうじ)・秒数(びょうすう)・単数(たんすう)」などがあります。
次の章で端数の意味と類義語について解説していきます。
端数は「半端(はんぱ)な数のこと」の意味として用いられています。
端数というのは、キリの良い単位で切った場合の余った部分を指すため、例えば10007という数字があれば、このとき端数は7ということになります。
端数を用いた例文としては、「端数を切り捨てる」や、
「端数は無視する」のような使い方で用いられています。
また端数の類義語としては、「除数(じょすう)・素数(そすう)・半数(はんすう)・因数(いんすう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても端数と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「端数の読み方と意味、”はすう”と”たんすう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>