さて日常的に使われるもので「刷毛」という言葉があります。
この刷毛に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
刷毛がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは刷毛の読み方と意味、「さつもう」と「はけ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.刷毛の正しい読み方は「さつもう」「はけ」?
では刷毛の正しい読み方は、「さつもう」「はけ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、刷毛の正しい読み方は「はけ」になります。
刷毛の”刷”は「す(る)」「は(く)」「さつ」、”毛”は「け」「もう」と読むことができます。
ただ”刷毛”単体の場合は「はけ」と読むのが正しいのですが、
「織物仕上げの機械」である”刷毛機”のことは「さつもうき」と読むので注意が必要です。
刷毛機のように「さつもう」と読む言葉はほとんどなく、
一般的には刷毛は「はけ」としか読まないので覚えておいてください。
次の章で刷毛の意味と類義語について解説していきます。
2.刷毛の意味と類義語について
では刷毛の意味と類義語について見ていきましょう。
まず刷毛は「動物の毛などを束ねて柄(え)を付けたもの」の意味として用いられています。
刷毛はちりを払い落としたり、塗料などを塗ったりするのに使われます。
刷毛の毛は主に豚・山羊(やぎ)・人の毛・アクリル樹脂などが使われ、
柄の部分には主に木・プラスチックなどが使用されています。
また刷毛の類義語としては、「絵筆(えふで)・紅筆(べにふで)・毛筆(もうひつ)・ブラシ」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても刷毛と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「刷毛の読み方と意味、”さつもう”と”はけ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 刷毛の正しい読み方は「はけ」で、「さつもう」は間違い。
- 刷毛は「動物の毛などを束ねて柄を付けたもの」の意味。
- 刷毛の類義語には、「絵筆・紅筆・毛筆・ブラシ」などがある。