このページでは氷菓子の読み方と意味、「こおりがし」と「アイスクリーム」どちらが正しいのかを解説しています。
結論から言ってしまうと、氷菓子の正しい読み方は「こおりがし」「アイスクリーム」の両方になります。
氷菓子の”氷”は「こおり」「ひょう」、”菓”は「か」(連濁により「が」)、”子”は「こ」「し」と読むことができます。
一般的には氷菓子は「こおりがし」と読むことが多いです。
ただ氷菓子を「こおりがし」「アイスクリーム」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また氷菓子を「アイスクリーム」と読むのは”熟字訓(じゅくじくん)”と言われる読み方で、
熟字訓とは漢字1字に読み方をあてるのではなく、熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方のことです。
熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方だから、熟字訓(じゅくじくん)です。
”訓読みは漢字の持つ意味を日本語に翻訳したところから生まれた読み方”のことで、”音読みは中国語としての漢字の発音に基づく読み方”のことです。
なので”草”の訓読みは「くさ」で聞いただけで意味を理解できますが、
音読みは「そう」でこれだけでは意味が分からないですよね。
訓読みはそれだけで意味が分かる読み方のものが多く、音読みはそれだけでは意味が分からないものが多いです。
そして熟字訓は熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に読み方があてられているため、漢字単体に読み方が振り分けられているわけではありません。
例えば「氷菓子(アイスクリーム)」に用いられている”氷”は単体では「あいす」、”菓”も「くりー」、”子”も「む」と読むことはできません。
ですので漢字1字の訓読み(草:くさ)のように、その熟字だけで意味が伝わるように読み方があてられているものが熟字訓というわけなんですね。
熟字訓と言われる読み方は特殊で、あらかじめその言葉の読み方を知っていなければ、読み方が分からないものがほとんどです。
次の章で氷菓子の意味について解説していきます。
氷菓子(こおりがし)は「果汁・砂糖・香料などを混ぜて凍らせた食べ物のこと」の意味として用いられています。
氷菓子は別名で「氷菓(ひょうか)」とも呼ばれています。
氷菓子を「こおりがし」と読むと上記のような意味になりますが、「アイスクリーム」と読むと下記のような意味になります。
「牛乳・卵の黄身・砂糖・香料などを混ぜて凍らせた氷菓子」を意味し、
特に乳脂肪分8パーセント以上のものを「アイスクリーム」と呼びます。
氷菓子(アイスクリーム)というのは、氷菓子(こおりがし)の中のひとつのことで、
氷菓子には他にアイスキャンディー・シャーベットなどの種類が存在します。
以上が「氷菓子の読み方と意味、”こおりがし”と”アイスクリーム”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど