さて日常的に使われるもので「宇岸陀」という言葉があります。
この宇岸陀に使用されている漢字(特に”陀”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは宇岸陀の読み方と意味、「ウガンダ」と「うがんじゃ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.宇岸陀の正しい読み方は「ウガンダ」「うがんじゃ」?
では宇岸陀の正しい読み方は、「ウガンダ」「うがんじゃ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、宇岸陀の正しい読み方は「ウガンダ」になります。
宇岸陀の”宇”は「う」、”岸”は「きし」「がん」、”陀”は「だ」(「じゃ」と読むことはできない)と読むことができますが、宇岸陀を「うがんじゃ」と読むのは間違いです。
宇岸陀を「ウガンダ」と読むのは当て字で、当て字と言うのは”漢字の本来の用法を無視して表されている字のこと”を言います。
漢字には”その漢字の音(読み方)”と”その漢字が持っている意味”とがあり、
この2つを満たしたものが漢字の本来の用法で、どちらか1つでも違っていればそれは当て字とされます。
(ただし漢字の読み方には、なまりや音変化などがあるため、上記のどちらかを満たしていない場合でも必ずしもそれが当て字とは言い切れません)
そして当て字には”@漢字の音(読み方)のみを優先した当て字”と、”A漢字の意味のみを優先した当て字”の2種類が存在し、宇岸陀を「ウガンダ」と読むのは@の当て字になります。
まず”@漢字の音(読み方)のみを優先した当て字”というのは、
例えば「夜露死苦(よろしく)」や「倫敦(ロンドン)」などの当て字のことです。
これらは単純にその漢字が持っている意味を考慮せずに、
その漢字の音(読み方)だけを優先して表されている当て字です。
ただ「夜露死苦(よろしく)」はそのまま読むことができますが、
「倫敦(ロンドン)」はそのまま読むと”倫(りん)敦(とん)”と読むことになります。
ですので@の当て字には「倫敦(ロンドン)」のように、音(読み方)の響きだけで無理やり当てられた読み方のものもあるため覚えておきましょう。
次に”A漢字の意味のみを優先した当て字”であれば反対に、
その漢字の音(読み方)は関係なく、その漢字の意味に合った読み方が付けられます。
例えばAの当て字には「氷菓子(アイスクリーム)」や「運命(さだめ)」などがあり、
これらは氷菓子や運命という漢字の意味的に合っている読み方が当てられています。
なので@の当て字と異なり、Aの当て字はその漢字の持つ元々の音(読み方)が考慮されていません。
次の章で宇岸陀の意味について解説していきます。
2.宇岸陀の意味について
では宇岸陀の意味について見ていきましょう。
まず宇岸陀は「アフリカの中央部、赤道上にある共和国のこと」の意味として用いられています。
宇岸陀の首都は”カンパラ”になります。
もとはイギリスの植民地で、1962年に独立しています。
宇岸陀はナイル川の始まるヴィクトリア湖に接していて、ヴィクトリア湖をはじめ湖が多く、コーヒー・バナナなどを多く産出しています。
以上が「宇岸陀の読み方と意味、”ウガンダ”と”うがんじゃ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 宇岸陀の正しい読み方は「ウガンダ」で、「うがんじゃ」は間違い。
- 宇岸陀は「アフリカの中央部、赤道上にある共和国のこと」の意味。