結論から言ってしまうと、巣窟の正しい読み方は「そうくつ」になります。
巣窟の”巣”は「す」「そう」、”窟”は「くつ」と読むことができますが、巣窟は「そうくつ」と読むのが正しく、「すくつ」と読むのは間違いです。
次の章で巣窟の意味について解説していきます。
巣窟は「悪者などが隠れ住んでいる場所のこと/居住する場所のこと」の意味として用いられています。
”悪の巣窟”のように悪者の隠れ家の意味で使われることが多いですが、
悪者かどうかに関係なく単に”居住する場所”としての意味もあります。
なのでたとえ居住している人が善良な人でも、巣窟という言葉を使うことに問題はありません。
巣窟を用いた例文としては、「あの場所は盗賊の巣窟になっている」や、
「ここら一帯は猫の巣窟です」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「悪者や賊などが隠れ住んでいる場所のこと」の意味で、
後者の例文は「居住する場所のこと」の意味で使用しています。
以上が「巣窟の読み方と意味、”すくつ”と”そうくつ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど