結論から言ってしまうと、天文の正しい読み方は「てんもん」「てんぶん」の両方になります。
天文の”天”は「あま」「てん」、”文”は「ふみ」「ぶん」「もん」と読むことができます。
一般的には天文は「てんもん」と読むことがほとんどです。
ただ天文は「てんもん」「てんぶん」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で天文の意味について解説していきます。
天文(てんもん)は「天体に起こる様々な現象のこと」の意味として用いられています。
天体というのは、”太陽・惑星・衛星・星雲などの、宇宙に存在する物体の総称のこと”を指します。
天文を「てんもん」と読むと上記のような意味になりますが、「てんぶん」と読むと「戦国時代、後奈良(ごなら)天皇の時の年号のこと」の意味となります。
(天文(てんぶん)は”西暦1532年~1555年”の期間)
このように天文は「てんもん」「てんぶん」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
また天文(てんもん)を用いた言葉で、”天文学的数字(てんもんがくてきすうじ)”という言葉が用いられますが、これは「天文学で扱うような桁(けた)外れに大きな数。現実離れした非常に大きな数のこと」の意味になります。
天文学的数字を用いた例文としては、「天文学的数字ともいえる巨額の資金が必要だ」のような使い方で用いられます。
以上が「天文の読み方と意味、”てんもん”と”てんぶん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど