結論から言ってしまうと、断捨離の正しい読み方は「だんしゃり」になります。
断捨離の”捨”は「す(てる)」「しゃ」(連濁により「じゃ」)と読むことができますが、断捨離は「だんしゃり」と読むのが正しく、「だんじゃり」と読むのは間違いです。
(連濁とは、2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと)
また断捨離(だんしゃり)のように「捨(しゃ)」が用いられている言葉には、
「取捨(しゅしゃ)・喜捨(きしゃ)・四捨五入(ししゃごにゅう)」などがあります。
次の章で断捨離の意味について解説していきます。
断捨離は「自分の人生や日常生活にとって不要なモノを捨てることで、モノへの執着から離れること」の意味として用いられています。
断捨離は「断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)」というヨガの行法(ぎょうほう)を応用した考え方で、やましたひでこ氏が2009年に出版した本のヒットにより有名になった言葉です。
断捨離を用いた例文としては、「断捨離することの大切さを学んだ」や、
「断捨離が出来ない人は成功できない」のような使い方で用いられています。
また断捨離の類義語としては、「投棄(とうき)・破棄(はき)・廃棄(はいき)・処理(しょり)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても断捨離と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「断捨離の読み方と意味、”だんじゃり”と”だんしゃり”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど