結論から言ってしまうと、粗利益の正しい読み方は「あらりえき」になります。
粗利益の”粗”は「あら(い)」「そ」と読むことができますが、
粗利益は「あらりえき」と読むのが正しく、「そりえき」と読むのは間違いです。
粗利益は「荒利益(あらりえき)」「売上総利益」と書くことや、略して「粗利(あらり)」とだけ書かれることがありますが、どれも粗利益と意味は同じです。
次の章で粗利益の意味について解説していきます。
粗利益は「売上高から売上原価を差し引いた利益のこと(経費などは差し引かれていない)」の意味として用いられています。
つまり「粗利益 = 売上高 ー 売上原価」となります。
売上高とは商品を販売したことで得た金額のことで、
お客さんが商品Aを5000円で購入すると、売上高は5000円になります。
売上原価はその商品の仕入れ・製造にかかった金額のことで、
先ほどの商品Aを仕入れ・製造するために3000円かかっているのなら、売上原価は3000円です。
そして粗利益を計算すると「粗利益 = 売上高 ー 売上原価」なので、
「5000円(売上高)ー3000円(売上原価)=2000円(粗利益)」となります。
”販売員の人件費”や”商品の宣伝コスト”などは経費ですので、これらは売上高からは差し引かれません。
ただし業種によっては何を経費とするのかは違って、どの業種でもすべて同じというわけではないので注意が必要です。
以上が「粗利益の読み方と意味、”そりえき”と”あらりえき”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど