さて日常的に使われるもので「頷く」という言葉があります。
この頷くに使用されている漢字は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは頷くの読み方と意味、「うなずく」と「うなづく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.頷くの正しい読み方は「うなずく」「うなづく」?
では頷くの正しい読み方は、「うなずく」「うなづく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、頷くの正しい読み方は「うなずく」になります。
頷くの”頷”は「うなず(く)」「かん」「がん」と読むことはできますが、
「うなづ(く)」と読むことはできないので、頷くを「うなづく」と読むのは間違いです。
次の章で頷くの意味と類義語について解説していきます。
2.頷くの意味と類義語について
では頷くの意味と類義語について見ていきましょう。
まず頷くは「納得・同意・賛成などの気持ちを表すために、首を縦に振ること」の意味として用いられています。
頷くを用いた例文としては、「彼は静かに頷く」や、
「いつも頷くだけで何もしない」のような使い方で用いられています。
また頷くの類義語としては、「点頭(てんとう)・首肯(しゅこう)・肯定(こうてい)・相槌(あいづち)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても頷くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「頷くの読み方と意味、”うなずく”と”うなづく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 頷くの正しい読み方は「うなずく」で、「うなづく」は間違い。
- 頷くは「納得・同意・賛成などの気持ちを表すために、首を縦に振ること」の意味。
- 頷くの類義語には、「点頭・首肯・肯定・相槌」などがある。