丁抹の読み方と意味、「デンマーク」と「ちょうまつ」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「丁抹」という言葉があります。

 

この丁抹に使用されている漢字(特に”抹”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは丁抹の読み方と意味、「デンマーク」と「ちょうまつ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.丁抹の正しい読み方は「デンマーク」「ちょうまつ」?

 

では丁抹の正しい読み方は、「デンマーク」「ちょうまつ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、丁抹の正しい読み方は「デンマーク」になります

 

丁抹の”丁”は「ちょう」「てい」、”抹”は「まつ」「ばつ」と読むことができますが、丁抹を「ちょうまつ」と読むのは間違いです。

 

 

 

丁抹を「デンマーク」と読むのは当て字で、当て字というのは”漢字の本来の用法を無視して表されている字のこと”を言います

 

 

漢字には”その漢字の音(読み方)”と”その漢字が持っている意味”とがあり、
この2つを満たしたものが漢字の本来の用法で、どちらか1つでも違っていればそれは当て字とされます。

 

(ただし漢字の読み方には、なまりや音変化などがあるため、上記のどちらかを満たしていない場合でも必ずしもそれが当て字とは言い切れません)

 

 

そして当て字には”@漢字の音(読み方)のみを優先した当て字”と、”A漢字の意味のみを優先した当て字”の2種類が存在し、丁抹を「デンマーク」と読むのは@の当て字になります

 

 

 

まず”@漢字の音(読み方)のみを優先した当て字”というのは、
例えば「夜露死苦(よろしく)」や「倫敦(ロンドン)」などの当て字のことです。

 

 

これらは単純にその漢字が持っている意味を考慮せずに、
その漢字の音(読み方)だけを優先して表されている当て字です。

 

 

ただ「夜露死苦(よろしく)」はそのまま読むことができますが、
「倫敦(ロンドン)」はそのまま読むと”倫(りん)敦(とん)”と読むことになります。

 

ですので@の当て字には「倫敦(ロンドン)」や「丁抹(デンマーク)」のように、音(読み方)の響きだけで無理やり当てられた読み方のものもあるため覚えておきましょう。

 

 

 

次に”A漢字の意味のみを優先した当て字”であれば反対に、
その漢字の音(読み方)は関係なく、その漢字の意味に合った読み方が付けられます。

 

 

例えばAの当て字には「氷菓子(アイスクリーム)」や「運命(さだめ)」などがあり、
これらは氷菓子や運命という漢字の意味的に合っている読み方が当てられています

 

なので@の当て字と異なり、Aの当て字はその漢字の持つ元々の音(読み方)が考慮されていません。

 

 

次の章で丁抹の意味について解説していきます。

 

2.丁抹の意味について


※上はニューハウンの写真

 

では丁抹の意味について見ていきましょう。

 

まず丁抹は「ヨーロッパ北部、ユトランド半島と付近の島々からなる立憲王国のこと」の意味として用いられています。

 

丁抹の首都は”コペンハーゲン”です。

 

 

丁抹にはディズニーランドのモデルになったと言われている”チボリ公園”という遊園地や、首都コペンハーゲンで人気の高いニューハウン(港)と呼ばれる観光地などが有名です。

 

 

以上が「丁抹の読み方と意味、”デンマーク”と”ちょうまつ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ