さて日常的に使われるもので「縮む」という言葉があります。
この縮むに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
縮むがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは縮むの読み方と意味、「ちぢむ」と「ちじむ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.縮むの正しい読み方は「ちぢむ」「ちじむ」?
では縮むの正しい読み方は、「ちぢむ」「ちじむ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、縮むの正しい読み方は「ちぢむ」になります。
縮むの”縮”は「ちぢ(む)」「しゅく」と読むことはできますが、
「ちじ(む)」と読むことはできないので、縮むを「ちじむ」と読むのは間違いです。
例えば他にも、”続く”は縮むと同様に「つずく」(「ちじむ」)と表記するのは間違いで、「つづく」(「ちぢむ」)と表記するのが正しいです。
次の章で縮むの意味と類義語について解説していきます。
2.縮むの意味と類義語について
では縮むの意味と類義語について見ていきましょう。
まず縮むは「全体が小さく(または狭く、または短く)なること/時間や距離が短くなること/(恐れ・緊張などで)体や気持ちが小さくなること」の意味として用いられています。
縮むを用いた例文としては、「タバコで寿命が縮む」や、
「身の縮む思いをした」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「時間や距離が短くなること」の意味で、
後者の例文は「(恐れ・緊張などで)体や気持ちが小さくなること」の意味で使用しています。
また縮むの類義語としては、「萎縮(いしゅく)・萎える(なえる)・萎む(しぼむ)・短縮(たんしゅく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても縮むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「縮むの読み方と意味、”ちぢむ”と”ちじむ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 縮むの正しい読み方は「ちぢむ」で、「ちじむ」は間違い。
- 縮むは「全体が小さく(または狭く、または短く)なること/時間や距離が短くなること/(恐れ・緊張などで)体や気持ちが小さくなること」の意味。
- 縮むの類義語には、「萎縮・萎える・萎む・短縮」などがある。