結論から言ってしまうと、縮むの正しい読み方は「ちぢむ」になります。
縮むの”縮”は「ちぢ(む)」「しゅく」と読むことはできますが、
「ちじ(む)」と読むことはできないので、縮むを「ちじむ」と読むのは間違いです。
例えば他にも、”続く”は縮むと同様に「つずく」(「ちじむ」)と表記するのは間違いで、「つづく」(「ちぢむ」)と表記するのが正しいです。
次の章で縮むの意味について解説していきます。
縮むは「全体が小さく(または狭く、または短く)なること/時間や距離が短くなること/(恐れ・緊張などで)体や気持ちが小さくなること」の意味として用いられています。
縮むを用いた例文としては、「タバコで寿命が縮む」や、
「身の縮む思いをした」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「時間や距離が短くなること」の意味で、
後者の例文は「(恐れ・緊張などで)体や気持ちが小さくなること」の意味で使用しています。
また縮むの類義語としては、「萎縮(いしゅく)・萎える(なえる)・萎む(しぼむ)・短縮(たんしゅく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても縮むと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「縮むの読み方と意味、”ちぢむ”と”ちじむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど