結論から言ってしまうと、傅くの正しい読み方は「かしずく」になります。
傅くの”傅”は「かしず(く)」「つ(く)」「ふ」と読むことはできますが、
「ひざまず(く)」と読むことはできないので、傅くを「ひざまずく」と読むのは間違いです。
「ひざまずく」というのは、”跪く”と書き表されるため注意が必要です。
また傅くは「かしずく」ではなく、「かしづく」と書き表されることもあります。
「かしづく」についても間違いではありませんが、原則として「かしずく」の方が一般的に用いられます。
次の章で傅くの意味と類義語について解説していきます。
傅くは「人に仕えて世話をすること/大切に育てること」の意味として用いられています。
傅くを用いた例文としては、「寝たきりの夫に傅く」や、
「執事として主人に傅く」のような使い方で用いられています。
一般的に傅くは前者の意味で使われることがほとんどで、
どちらの例文も「人に仕えて世話をすること」の意味で使用しています。
また傅くの類義語としては、「介抱(かいほう)・看護(かんご)・看病(かんびょう)・奉仕(ほうし)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても傅くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「傅くの読み方と意味、”かしずく”と”ひざまずく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>