さて日常的に使われるもので「跪く」という言葉があります。
この跪くに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは跪くの読み方と意味、「かしずく」と「ひざまずく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.跪くの正しい読み方は「かしずく」「ひざまずく」?
では跪くの正しい読み方は、「かしずく」「ひざまずく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、跪くの正しい読み方は「ひざまずく」になります。
跪くの”跪”は「ひざまず(く)」「き」と読むことはできますが、
「かしず(く)」と読むことはできないので、跪くを「かしずく」と読むのは間違いです。
「かしずく」というのは、”傅く”と書き表されるため注意が必要です。
また跪くは「ひざまずく」ではなく、「ひざまづく」と書き表されることもあります。
「ひざまづく」についても間違いではありませんが、原則として「ひざまずく」の方が一般的に用いられます。
次の章で跪くの意味と類義語について解説していきます。
2.跪くの意味と類義語について
では跪くの意味と類義語について見ていきましょう。
まず跪くは「地面や床などに膝(ひざ)をついて身をかがめること」の意味として用いられています。
跪くというのは、”敬意や屈服の意を表す動作”です。
跪くを用いた例文としては、「神前に跪く」や、
「彼女の前に跪く」のような使い方で用いられています。
また跪くの類義語としては、「中腰(ちゅうごし)・蹲る(うずくまる)・屈める(かがめる)・這う(はう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても跪くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「跪くの読み方と意味、”かしずく”と”ひざまずく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 跪くの正しい読み方は「ひざまずく」で、「かしずく」は間違い。
- 跪くは「地面や床などに膝をついて身をかがめること」の意味。
- 跪くの類義語には、「中腰・蹲る・屈める・這う」などがある。