素地の読み方と意味、「そじ」と「きじ」正しいのは？

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さて日常的に使われるもので「素地」という言葉があります。

この素地に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
素地がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

そこでこのページでは素地の読み方と意味、「そじ」と「きじ」どちらが正しいのかを解説します。

どうぞご覧ください。

では素地の正しい読み方は、「そじ」「きじ」どちらなのかを見ていきましょう。

結論から言ってしまうと、素地の正しい読み方は「そじ」「きじ」「そち」になります。

素地の”素”は「す」「そ」、”地”は「ち」「じ」と読むことができます。

一般的には素地は「そじ」と読むことが多く、「きじ」は”生地”と書き表されることがほとんどです。

ただ素地は「そじ」「きじ」「そち」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

（次の章でそれぞれの意味について解説していきます）

また素地を「きじ」と読むのは”熟字訓（じゅくじくん）”と言われる読み方で、
熟字訓とは漢字１字に読み方をあてるのではなく、熟字（２字以上の漢字の組み合わせ）に訓読みをあてた読み方のことです。

熟字（２字以上の漢字の組み合わせ）に訓読みをあてた読み方だから、熟字訓（じゅくじくん）です。

”訓読みは漢字の持つ意味を日本語に翻訳したところから生まれた読み方”のことで、”音読みは中国語としての漢字の発音に基づく読み方”のことです。

なので”草”の訓読みは「くさ」で聞いただけで意味を理解できますが、
音読みは「そう」でこれだけでは意味が分からないですよね。

訓読みはそれだけで意味が分かる読み方のものが多く、音読みはそれだけでは意味が分からないものが多いです。

そして熟字訓は熟字（２字以上の漢字の組み合わせ）に読み方があてられているため、漢字単体に読み方が振り分けられているわけではありません。

例えば「素地（きじ）」に用いられている”地”は単体で「じ」と読むことはできますが、”素”は単体では「き」と読むことはできません。

ですので漢字１字の訓読み（草：くさ）のように、その熟字だけで意味が伝わるように読み方があてられているものが熟字訓というわけなんですね。

熟字訓と言われる読み方は特殊で、あらかじめその言葉の読み方を知っていなければ、読み方が分からないものがほとんどです。

次の章で素地の意味と類義語について解説していきます。

では素地の意味と類義語について見ていきましょう。

まず素地（そじ、そち）は「何かをするときの基礎。土台のこと」の意味として用いられています。

素地を「そじ」「そち」と読むと上記のような意味になりますが、「きじ」と読むと下記のような意味になります。

このように素地は「そじ」「そち」「きじ」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

また素地（そじ、そち）の類義語としては、「基盤（きばん）・下地（したじ）・根底（こんてい）・根幹（こんかん）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても素地と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「素地の読み方と意味、”そじ”と”きじ”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、

＜素地（きじ）の意味＞