結論から言ってしまうと、掠奪の正しい読み方は「りゃくだつ」になります。
掠奪の”掠”は「かす(める)」「りゃく」「りょう」、”奪”は「うば(う)」「だつ」と読むことができますが、掠奪は「りゃくだつ」と読むのが正しく、「りょうだつ」と読むのは間違いです。
ただ「りゃくだつ」というのは、一般的には”略奪(りゃくだつ)”と書き表されることがほとんどです。
(”掠奪”と”略奪”はどちらも同じ意味になります)
掠奪の”掠”は戦後に常用外漢字に分類されてしまったため、
音が同じ”略”という漢字が”掠”の代わりとして使われるようになりました。
例えば公文書・教科書・テレビ・新聞などでは常用外漢字で表記することはないため、「りゃくだつ」は”略奪”が一般的になっているんですね。
次の章で掠奪の意味について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど