流涎の読み方と意味、「りゅうえん」と「りゅうぜん」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはほとんどないですが、「流涎」という言葉があります。

 

この流涎に使用されている漢字(特に”涎”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは流涎の読み方と意味、「りゅうえん」と「りゅうぜん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.流涎の正しい読み方は「りゅうえん」「りゅうぜん」?

 

では流涎の正しい読み方は、「りゅうえん」「りゅうぜん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、流涎の正しい読み方は「りゅうえん」「りゅうぜん」「りゅうせん」になります

 

流涎の”涎”は「よだれ」「えん」「ぜん」「せん」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には流涎は「りゅうぜん」と読むことがほとんどです。

 

 

また流涎(りゅうえん・りゅうぜん・りゅうせん)のように「涎(えん・ぜん・せん)」が用いられている言葉は、流涎の他には「垂涎(すいえん・すいぜん・すいせん)」しか見つけることができませんでした。

 

 

次の章で流涎の意味と類義語について解説していきます。

 

2.流涎の意味と類義語について

 

では流涎の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず流涎は「食欲を催(もよお)して、涎(よだれ)を流すこと/(転じて)物を欲しがること」の意味として用いられています。

 

 

流涎を用いた例文としては、「空腹で思わず流涎する」や、
「友達のゲームを流涎の気持ちで見つめる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「食欲を催して、涎を流すこと」の意味で、
後者の例文は「物を欲しがること」の意味で使用しています。

 

 

 

また流涎の類義語としては、「切望(せつぼう)・念願(ねんがん)・熱望(ねつぼう)・所望(しょもう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても流涎と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「流涎の読み方と意味、”りゅうえん”と”りゅうぜん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ