さて日常的に使われるもので「桜桃」という言葉があります。
この桜桃に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
桜桃がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは桜桃の読み方と意味、「おうとう」と「ろうとう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.桜桃の正しい読み方は「おうとう」「ろうとう」?
では桜桃の正しい読み方は、「おうとう」「ろうとう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、桜桃の正しい読み方は「おうとう」になります。
桜桃の”桜”は「さくら」「おう」、”桃”は「もも」「とう」と読むことはできますが、”桜”は「ろう」と読むことはできないので、桜桃を「ろうとう」と読むのは間違いです。
桜桃の”桜(おう)”という字は、”楼(ろう)”という字によく似ているため注意が必要です。
また桜桃(おうとう)のように「桜(おう)」が用いられている言葉には、
「観桜(かんおう)・残桜(ざんおう)・桜唇(おうしん)」などがあります。
桜桃(おうとう)のように「桃(とう)」が用いられている言葉には、
「桃李(とうり)・桃花(とうか)・桃仁(とうにん)・夭桃(ようとう)」などがあります。
次の章で桜桃の意味について解説していきます。
2.桜桃の意味について
※上は桜桃の花の写真
では桜桃の意味について見ていきましょう。
まず桜桃は「バラ科サクラ属の落葉高木。また、その果実のこと/ユスラウメの別名のこと」の意味として用いられています。
※上はサクランボの写真
桜桃の花は桜に似ていますが白く、果実は一般的に「サクランボ」と呼ばれ食用とされています。
※上はユスラウメの果実の写真
またユスラウメというのは、”バラ科サクラ属の落葉低木のこと”で、
サクランボに似た食用の赤い小さな果実を付け、甘酸っぱいサクランボのような味がします。
以上が「桜桃の読み方と意味、”おうとう”と”ろうとう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 桜桃の正しい読み方は「おうとう」で、「ろうとう」は間違い。
- 桜桃は「バラ科サクラ属の落葉高木。また、その果実のこと/ユスラウメの別名のこと」の意味。