結論から言ってしまうと、託けるの正しい読み方は「かこつける」「ことづける」になります。
託けるの”託”は「かこつ(ける)」「ことづ(かる)」「たく」と読むことができますが、託けるは「かこつける」「ことづける」と読むのが正しく、「たくける」と読むのは間違いです。
一般的には託けるは「かこつける」と読むことがほとんどです。
ただ託けるは「かこつける」「ことづける」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で託けるの意味について解説していきます。
託ける(かこつける)は「直接関係のない他の事柄を口実にすること。その物事のせいにすること」の意味として用いられています。
託けるを「かこつける」と読むと上記のような意味になりますが、
「ことづける」と読むと上記の他に、「人に頼んで伝言や品物を取り次いでもらうこと」の意味も含まれます。
このように託けるは「かこつける」「ことづける」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
託けるを用いた例文としては、「来客に託けて酒を飲む」や、
「明日取りに来るように託(ことづ)ける」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「直接関係のない他の事柄を口実にすること。その物事のせいにすること」の意味で、後者の例文は「人に頼んで伝言や品物を取り次いでもらうこと」の意味で使用しています。
以上が「託けるの読み方と意味、”たくける”と”かこつける”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど