結論から言ってしまうと、立礼の正しい読み方は「りゅうれい」「りつれい」の両方になります。
立礼の”立”は「た(つ)」「りつ」「りゅう」と読むことができます。
ただ立礼は「りゅうれい」「りつれい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また立礼(りゅうれい)のように「立(りゅう)」が用いられている言葉には、
「開立(かいりゅう)・建立(こんりゅう)・立米(りゅうべい)・立木(りゅうぼく)」などがあります。
立礼(りゅうれい)のように「立(りつ)」が用いられている言葉には、
「中立(ちゅうりつ)・乱立(らんりつ)・成立(せいりつ)・自立(じりつ)」などがあります。
次の章で立礼の意味について解説していきます。
立礼(りゅうれい)は「茶の湯で椅子に腰かけて、テーブル(点茶盤)の上で茶を点(た)てる形式のこと」の意味として用いられています。
立礼を「りゅうれい」と読むと上記のような意味になりますが、
「りつれい」と読むと「起立して敬礼をすること」の意味となります。
このように立礼は「りゅうれい」「りつれい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
また立礼(りつれい)の類義語としては、「拝礼(はいれい)・黙礼(もくれい)・会釈(えしゃく)・お辞儀(おじぎ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても立礼と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「立礼の読み方と意味、”りゅうれい”と”りつれい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど