このページでは立礼の読み方と意味、「りゅうれい」と「りつれい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.立礼の正しい読み方は「りゅうれい」「りつれい」?

 

結論から言ってしまうと、立礼の正しい読み方は「りゅうれい」「りつれい」の両方になります

 

立礼の”立”は「た(つ)」「りつ」「りゅう」と読むことができます。

 

 

 

ただ立礼は「りゅうれい」「りつれい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また立礼(りゅうれい)のように「立(りゅう)」が用いられている言葉には、
「開立(かいりゅう)・建立(こんりゅう)・立米(りゅうべい)・立木(りゅうぼく)」などがあります。

 

立礼(りゅうれい)のように「立(りつ)」が用いられている言葉には、
「中立(ちゅうりつ)・乱立(らんりつ)・成立(せいりつ)・自立(じりつ)」などがあります。

 

 

次の章で立礼の意味について解説していきます。

 

2.立礼の意味について

 

立礼(りゅうれい)は「茶の湯で椅子に腰かけて、テーブル(点茶盤)の上で茶を点(た)てる形式のこと」の意味として用いられています。

 

 

立礼を「りゅうれい」と読むと上記のような意味になりますが、
「りつれい」と読むと「起立して敬礼をすること」の意味となります

 

このように立礼は「りゅうれい」「りつれい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

また立礼(りつれい)の類義語としては、「拝礼(はいれい)・黙礼(もくれい)・会釈(えしゃく)・お辞儀(おじぎ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても立礼と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「立礼の読み方と意味、”りゅうれい”と”りつれい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 立礼の正しい読み方は「りゅうれい」「りつれい」の両方。
  • 立礼(りゅうれい)は「茶の湯で椅子に腰かけて、テーブル(点茶盤)の上で茶を点てる形式のこと」の意味。
  • 立礼(りつれい)は「起立して敬礼をすること」の意味。
  • 立礼(りつれい)の類義語には、「拝礼・黙礼・会釈・お辞儀」などがある。

 

 

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