白耳義の読み方と意味、「ベルギー」と「はくじぎ」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「白耳義」という言葉があります。

 

この白耳義に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
白耳義がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは白耳義の読み方と意味、「ベルギー」と「はくじぎ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.白耳義の正しい読み方は「ベルギー」「はくじぎ」?

 

では白耳義の正しい読み方は、「ベルギー」「はくじぎ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、白耳義の正しい読み方は「ベルギー」になります

 

白耳義の”白”は「しろ」「はく」、”耳”は「みみ」「じ」、”義”は「ぎ」と読むことができますが、白耳義を「はくじぎ」と読むのは間違いです。

 

 

 

白耳義を「ベルギー」と読むのは当て字で、当て字と言うのは”漢字の本来の用法を無視して表されている字のこと”を言います

 

漢字には”その漢字の音(読み方)”と”その漢字が持っている意味”とがあり、
この2つを満たしたものが漢字の本来の用法で、どちらか1つでも違っていればそれは当て字とされます。

 

(ただし漢字の読み方には、なまりや音変化などがあるため、上記のどちらかを満たしていない場合でも必ずしもそれが当て字とは言い切れません)

 

 

そして当て字には”@漢字の音(読み方)のみを優先した当て字”と、”A漢字の意味のみを優先した当て字”の2種類が存在し、白耳義を「ベルギー」と読むのは@の当て字になります

 

 

 

まず”@漢字の音(読み方)のみを優先した当て字”というのは、
例えば「夜露死苦(よろしく)」や「倫敦(ロンドン)」などの当て字のことです。

 

 

これらは単純にその漢字が持っている意味を考慮せずに、
その漢字の音(読み方)だけを優先して表されている当て字です。

 

 

ただ「夜露死苦(よろしく)」はそのまま読むことができますが、
「倫敦(ロンドン)」はそのまま読むと”倫(りん)敦(とん)”と読むことになります。

 

白耳義の場合は日本語の発音(読み方)ではなく、中国語の発音(読み方)から来ているとされています。

 

ですので@の当て字には「倫敦(ロンドン)」や「白耳義(ベルギー)」のように、音(読み方)の響きだけで無理やり当てられた読み方のものもあるため覚えておきましょう。

 

 

 

次に”A漢字の意味のみを優先した当て字”であれば反対に、
その漢字の音(読み方)は関係なく、その漢字の意味に合った読み方が付けられます。

 

 

例えばAの当て字には「氷菓子(アイスクリーム)」や「運命(さだめ)」などがあり、
これらは氷菓子や運命という漢字の意味的に合っている読み方が当てられています

 

なので@の当て字と異なり、Aの当て字はその漢字の持つ元々の音(読み方)が考慮されていません。

 

 

次の章で白耳義の意味について解説していきます。

 

2.白耳義の意味について

 

では白耳義の意味について見ていきましょう。

 

まず白耳義は「ヨーロッパ北西部にある立憲王国のこと」の意味として用いられています。

 

 

北部は平野が広がっているのに対して、南部は丘陵地帯が多いです。

 

白耳義の首都は”ブリュッセル”で、ブリュッセルには欧州連合(EU)の主要機関が多く置かれていることから、”EUの首都”とも呼ばれています

 

 

以上が「白耳義の読み方と意味、”ベルギー”と”はくじぎ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ