結論から言ってしまうと、立木の正しい読み方は「りゅうぼく」「たちき」の両方になります。
立木の”立”は「た(つ)」「た(ち)」「りつ」「りゅう」、”木”は「き」「もく」「ぼく」と読むことができます。
一般的には立木は「たちき」と読むことが多いです。
ただ立木は「りゅうぼく」「たちき」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また立木(りゅうぼく)のように「立(りゅう)」が用いられている言葉には、
「開立(かいりゅう)・建立(こんりゅう)・立米(りゅうべい)・立礼(りゅうれい)」などがあります。
立木(たちき)のように「立(たち)」が用いられている言葉には、
「立場(たちば)・立役(たちやく)・立葵(たちあおい)・立席(たちせき)」などがあります。
次の章で立木の意味について解説していきます。
立木(りゅうぼく)は「(法律用語で)土地に生育する樹木。また、その集団のこと」の意味として用いられています。
「立木(りゅうぼく)」はその所有者が登記することによって、土地から独立した不動産として扱われます。
立木を「りゅうぼく」と読むと上記のような意味になりますが、
「たちき」と読むと「地面に生えて立っている木のこと」の意味となります。
このように立木は「りゅうぼく」「たちき」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また立木の類義語としては、「樹木(じゅもく)・木立(こだち)・生木(なまき)・若木(わかき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても立木と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「立木の読み方と意味、”りゅうぼく”と”たちき”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど