さて日常的に使われるもので「小寒」という言葉があります。
この小寒に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
小寒がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは小寒の読み方と意味、「こかん」と「しょうかん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.小寒の正しい読み方は「こかん」「しょうかん」?
では小寒の正しい読み方は、「こかん」「しょうかん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、小寒の正しい読み方は「しょうかん」になります。
小寒の”小”は「ちい(さい)」「しょう」「こ」、”寒”は「さむ(い)」「かん」と読むことができますが、小寒は「しょうかん」と読むのが正しく、「こかん」と読むのは間違いです。
また小寒(しょうかん)のように「小(しょう)」が用いられている言葉には、
「縮小(しゅくしょう)・小事(しょうじ)・小食(しょうしょく)・小説(しょうせつ)」などがあります。
小寒(しょうかん)のように「寒(かん)」が用いられている言葉には、
「防寒(ぼうかん)・悪寒(おかん)・耐寒(たいかん)・向寒(こうかん)」などがあります。
次の章で小寒の意味と類義語について解説していきます。
2.小寒の意味と類義語について
では小寒の意味と類義語について見ていきましょう。
まず小寒は「二十四節気のひとつ」の意味として用いられています。
現在の暦(太陽暦)において、1月5日頃が小寒となります。
小寒を用いた例文としては、「小寒が近づく」や、
「小寒の日に行われる」のような使い方で用いられています。
また小寒の類義語としては、「大寒(だいかん)・立冬(りっとう)・冬至(とうじ)・初冬(しょとう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても小寒と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「小寒の読み方と意味、”こかん”と”しょうかん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 小寒の正しい読み方は「しょうかん」で、「こかん」は間違い。
- 小寒は「二十四節気のひとつ」の意味。
- 小寒の類義語には、「大寒・立冬・冬至・初冬」などがある。