このページでは茶人の読み方と意味、「ちゃびと」と「ちゃじん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.茶人の正しい読み方は「ちゃびと」「ちゃじん」?

 

結論から言ってしまうと、茶人の正しい読み方は「ちゃじん」「さじん」になります

 

茶人の”茶”は「ちゃ」「さ」、”人”は「ひと」「じん」「にん」と読むことができますが、茶人は「ちゃじん」「さじん」と読むのが正しく、「ちゃびと」と読むのは間違いです。

 

 

ただ一般的には茶人は「ちゃじん」と読むことが多いです。

 

 

 

また茶人(ちゃじん)のように「茶(ちゃ)」が用いられている言葉には、
「甘茶(あまちゃ)・紅茶(こうちゃ)・煎茶(せんちゃ)・茶番(ちゃばん)」などがあります。

 

茶人(さじん)のように「茶(さ)」が用いられている言葉には、
「茶道(さどう)・茶話(さわ)・茶菓(さか)・喫茶(きっさ)」などがあります。

 

 

次の章で茶人の意味について解説していきます。

 

2.茶人の意味について

 

茶人は「茶の湯を好む人。茶道に通じた人のこと/風流な人のこと」の意味として用いられています。

 

”茶の湯”というのは、”客を招き、茶をたてて楽しむ集まりのこと”を意味します。

 

 

 

また茶人を用いた例文としては、「千利休などの茶人」や、
「茶人として有名だ」のような使い方で用いられています。

 

どちらの例文も、「茶の湯を好む人。茶道に通じた人のこと」の意味として使用しています。

 

 

以上が「茶人の読み方と意味、”ちゃびと”と”ちゃじん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 茶人の正しい読み方は「ちゃじん」「さじん」の両方で、「ちゃびと」は間違い。
  • 茶人は「茶の湯を好む人。茶道に通じた人のこと/風流な人のこと」の意味。

 

 

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