さて日常的に使われるもので「一挺」という言葉があります。
この一挺に使用されている漢字(特に”挺”)は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは一挺の読み方と意味、「いっちょう」と「いってい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.一挺の正しい読み方は「いっちょう」「いってい」?
では一挺の正しい読み方は、「いっちょう」「いってい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、一挺の正しい読み方は「いっちょう」になります。
一挺の”挺”は「ちょう」「てい」と読むことができますが、一挺は「いっちょう」と読むのが正しく、「いってい」と読むのは間違いです。
ただ”挺”は常用外漢字で、常用漢字である”丁”が”挺”の代用として使われることが多く、一般的には一挺ではなく、”一丁(いっちょう)”と書き表される場合が多いです。
次の章で一挺の意味と類義語について解説していきます。
2.一挺の意味と類義語について
では一挺の意味と類義語について見ていきましょう。
まず一挺は「銃・槍(やり)・墨(すみ)・蝋燭(ろうそく)など、細長いもの一つのこと」の意味として用いられています。
一挺は”一丁”で代用されることがほとんどですが、
豆腐は一丁で数えることができても、一挺と数えることはできないので覚えておきましょう。
一挺を用いた例文としては、「蝋燭を一挺もらう」や、
「拳銃を一挺渡す」のような使い方で用いられています。
また一挺の類義語としては、「一串(ひとくし)・一丁(いっちょう)・一畳(いちじょう)・一本(いっぽん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても一挺と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「一挺の読み方と意味、”いっちょう”と”いってい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 一挺の正しい読み方は「いっちょう」で、「いってい」は間違い。
- 一挺は「銃・槍・墨・蝋燭など、細長いもの一つのこと」の意味。
- 一挺の類義語には、「一串・一丁・一畳・一本」などがある。