さて日常的に使われるもので「躓く」という言葉があります。
この躓くに使用されている漢字(特に”躓”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは躓くの読み方と意味、「つまずく」と「つまづく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.躓くの正しい読み方は「つまずく」「つまづく」?
では躓くの正しい読み方は、「つまずく」「つまづく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、躓くの正しい読み方は「つまずく」「つまづく」の両方になります。
躓くの”躓”は「つまず(く)」と読むことができますが、「つまづく」でも間違いではありません。
「つまずく」「つまづく」のどちらでも読み方に特に違いはありませんが、
一般的には躓くは「つまずく」と書き表されることがほとんどです。
次の章で躓くの意味と類義語について解説していきます。
2.躓くの意味と類義語について
では躓くの意味と類義語について見ていきましょう。
まず躓くは「歩行中に爪先(つまさき)に物が当たって、倒れそうになること/物事の途中で、障害が起こって予定通りにいかないこと」の意味として用いられています。
躓くを用いた例文としては、「段差に躓く」や、
「練習段階で躓く」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「歩行中に爪先に物が当たって、倒れそうになること」の意味で、
後者の例文は「物事の途中で、障害が起こって予定通りにいかないこと」の意味で使用しています。
また躓くの類義語としては、「挫折(ざせつ)・頓挫(とんざ)・失敗(しっぱい)・過失(かしつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても躓くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「躓くの読み方と意味、”つまずく”と”つまづく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 躓くの正しい読み方は「つまずく」「つまづく」の両方。
- 躓くは「歩行中に爪先に物が当たって、倒れそうになること/物事の途中で、障害が起こって予定通りにいかないこと」の意味。
- 躓くの類義語には、「挫折・頓挫・失敗・過失」などがある。