結論から言ってしまうと、大安の正しい読み方は「たいあん」になります。
大安の”大”は「おお(きい)」「だい」「たい」と読むことができますが、
大安は「たいあん」と読むのが正しく、「だいあん」と読むのは間違いです。
また大安(たいあん)のように「大(たい)」が用いられている言葉には、
「大意(たいい)・大河(たいが)・大気(たいき)・大器(たいき)」などがあります。
大安(たいあん)のように「安(あん)」が用いられている言葉には、
「安心(あんしん)・安全(あんぜん)・安息(あんそく)・安置(あんち)」などがあります。
次の章で大安の意味と類義語について解説していきます。
大安は「六曜のひとつで、万事に良いとされる日のこと」の意味として用いられています。
六曜(ろくよう)というのは、”太陰太陽暦(旧暦のこと)において、吉凶を定める基準となる6つの日のこと”です。
六曜は”先勝(せんしょう)・友引(ともびき)・先負(せんぶ)・仏滅(ぶつめつ)・大安(たいあん)・赤口(しゃっこう)”の6つの日のことになります。
また大安の類義語としては、「佳日(かじつ)・寧日(ねいじつ)・好日(こうじつ)・吉日(きつじつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても大安と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「大安の読み方と意味、”たいあん”と”だいあん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>