さて日常的に使われるもので「夏至」という言葉があります。
この夏至に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
夏至がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは夏至の読み方と意味、「げし」と「かし」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.夏至の正しい読み方は「げし」「かし」?
では夏至の正しい読み方は、「げし」「かし」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、夏至の正しい読み方は「げし」になります。
夏至の”夏”は「なつ」「か」「げ」と読むことができますが、
夏至は「げし」と読むのが正しく、「かし」と読むのは間違いです。
また夏至(げし)のように「夏(げ)」が用いられている言葉には、
「解夏(げげ)・結夏(けつげ)・夏書(げがき)・一夏(いちげ)」などがあります。
夏至(げし)のように「至(し)」が用いられている言葉には、
「至高(しこう)・至極(しごく)・至難(しなん)・至福(しふく)」などがあります。
次の章で夏至の意味と類義語について解説していきます。
2.夏至の意味と類義語について
では夏至の意味と類義語について見ていきましょう。
まず夏至は「二十四節気のひとつ」の意味として用いられています。
夏至というのは、”太陽が最も北に寄り、北半球では昼が最も長く、夜が最も短くなる日のこと”です。
現在の暦(太陽暦)において、6月22日頃が夏至となります。
また夏至の類義語としては、「大暑(たいしょ)・小暑(しょうしょ)・立夏(りっか)・晩夏(ばんか)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても夏至と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「夏至の読み方と意味、”げし”と”かし”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 夏至の正しい読み方は「げし」で、「かし」は間違い。
- 夏至は「二十四節気のひとつ」の意味。
- 夏至の類義語には、「大暑・小暑・立夏・晩夏」などがある。