このページでは貸方の読み方と意味、「かしかた」と「たいほう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.貸方の正しい読み方は「かしかた」「たいほう」?

 

結論から言ってしまうと、貸方の正しい読み方は「かしかた」になります

 

貸方の”貸”は「か(す)」「か(し)」「たい」、”方”は「かた」「ほう」と読むことができますが、貸方は「かしかた」と読むのが正しく、「たいほう」と読むのは間違いです

 

 

 

また貸方(かしかた)のように「貸(かし)」が用いられている言葉には、
「貸室(かししつ)・貸屋(かしや)・貸付(かしつけ)・貸本(かしほん)」などがあります。

 

貸方(かしかた)のように「方(かた)」が用いられている言葉には、
「粗方(あらかた)・大方(おおかた)・裏方(うらかた)・借方(かりかた)」などがあります。

 

 

次の章で貸方の意味と類義語について解説していきます。

 

2.貸方の意味と類義語について

 

貸方は「貸す方法のこと/物や金を貸す方の人のこと/複式簿記における、帳簿の右側の記入欄のこと」の意味として用いられています。

 

 

貸方を用いた例文としては、「貸方はどうしますか?」や、「貸方に記入する」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「貸す方法のこと」の意味で、後者の例文は「複式簿記における、帳簿の右側の記入欄のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また貸方の類義語としては、「貸手(かして)・貸元(かしもと)・金主(きんしゅ)・貸出人(かしだしにん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても貸方と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

以上が「貸方の読み方と意味、”かしかた”と”たいほう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 貸方の正しい読み方は「かしかた」で、「たいほう」は間違い。
  • 貸方は「貸す方法のこと/物や金を貸す方の人のこと/複式簿記における、帳簿の右側の記入欄のこと」の意味。
  • 貸方の類義語には、「貸手・貸元・金主・貸出人」などがある。

 

 

関連ページ