さて日常的に使われるもので「貸室」という言葉があります。
この貸室に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
貸室がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは貸室の読み方と意味、「かししつ」と「たいしつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.貸室の正しい読み方は「かししつ」「たいしつ」?
では貸室の正しい読み方は、「かししつ」「たいしつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、貸室の正しい読み方は「かししつ」になります。
貸室の”貸”は「か(す)」「か(し)」「たい」と読むことができますが、
貸室は「かししつ」と読むのが正しく、「たいしつ」と読むのは間違いです。
また貸室(かししつ)のように「貸(かし)」が用いられている言葉には、
「貸方(かしかた)・貸屋(かしや)・貸付(かしつけ)・貸本(かしほん)」などがあります。
貸室(かししつ)のように「室(しつ)」が用いられている言葉には、
「暗室(あんしつ)・後室(こうしつ)・側室(そくしつ)・密室(みっしつ)」などがあります。
次の章で貸室の意味と類義語について解説していきます。
2.貸室の意味と類義語について
では貸室の意味と類義語について見ていきましょう。
まず貸室は「部屋代を取って人に貸す部屋のこと」の意味として用いられています。
貸室を用いた例文としては、「貸室を予約する」や、
「貸室が空いた」のような使い方で用いられています。
また貸室の類義語としては、「貸間(かしま)・貸屋(かしや)・賃貸(ちんたい)・間貸し(まがし)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても貸室と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「貸室の読み方と意味、”かししつ”と”たいしつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 貸室の正しい読み方は「かししつ」で、「たいしつ」は間違い。
- 貸室は「部屋代を取って人に貸す部屋のこと」の意味。
- 貸室の類義語には、「貸間・貸屋・賃貸・間貸し」などがある。