このページでは凡その読み方と意味、「およそ」と「おおよそ」どちらが正しいのかを解説しています。




1.凡その正しい読み方は「およそ」「おおよそ」?


結論から言ってしまうと、凡その正しい読み方は「およそ」になります


凡その”凡”は「およ(そ)」「ぼん」「はん」と読むことはできますが、
「おおよ(そ)」と読むことはできないので、凡そを「おおよそ」と読むのは間違いです。



「おおよそ」というのは”大凡”と表され、「大凡(おおよそ)」の読み方は”熟字訓(じゅくじくん)”と呼ばれる当て字になります


次の章で凡その意味について解説していきます。



2.凡その意味について


凡そは「物事の大体のところ/一般に。総じて/全く。全然」の意味として用いられています。



凡そを用いた例文としては、「凡そ日本人というのは堅苦しい」や、「凡そ考えられない出来事だ」のような使い方で用いられています。


前者の例文は「一般に。総じて」の意味で、後者の例文は「全く。全然」の意味で使用しています。



以上が「凡その読み方と意味、”およそ”と”おおよそ”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 凡その正しい読み方は「およそ」で、「おおよそ」は間違い。
  • 凡そは「物事の大体のところ/一般に。総じて/全く。全然」の意味。



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