さてあなたは懸賞に応募したりエントリーシートなどの郵便物を出すときに、
消印有効や必着というような言葉を聞いたことがないでしょうか。

 

期限に余裕を持ってそれらの郵便物を出せばあまり関係のないことですが、
提出期限までの時間がないときはどちらかによっては手遅れの場合もあります。

 

消印有効と必着の意味を理解していれば、もしものときに必ず役立ちます。

 

そこでこのページでは、消印有効と必着の違いを簡単に解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.消印有効と必着の違いについて

では消印有効と必着の違いについて見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと消印有効と必着の違いは、
期日までの消印が押されているか、期日までに目的地まで郵便物が届いているかの違いになります

 

 

消印有効は期日までの消印が郵便物に押されていれば有効で(期日を過ぎた消印は無効)、
必着であればその期日までに目的地までに郵便物が届いていなければいけません。

 

なので消印有効よりも必着の方が、時間に余裕を持って郵送しなければならないということです。

 

 

さて消印有効と必着について簡単に解説していきますね。

 

消印有効とは?

消印有効(けしいんゆうこう)とは、その期日までの消印が郵便物に押されていれば有効という意味です。

 

 

消印は郵便局側がその郵便物をいつ引き受けたのかを表していて、
消印には郵便局名と日付が印字されています。

 

消印有効については期日までに目的地まで郵便物が届いている必要はなく、
期日までの消印が郵便物に押されていれば特に問題はありません。
(消印の日付は、期日ちょうどかそれよりも前のものであれば問題はない)

 

 

またポストによっては最終集荷時間が異なる場合があるので、
そのポストに貼られている集荷時間予定表をしっかりと確認しておきましょう

 

例えば懸賞の応募をすることになってその応募の期日として、
有効消印が2018年7月31日だったとしましょう。

 

応募期日ギリギリの7月31日にポストにハガキを投函すると、
時間によってはそのハガキ(郵便物)に消印が押されなくなってしまいます。

 

 

上図のようにポストの最終集荷時間を過ぎて投函してしまうと、
実際には7月31日に投函していますが消印の日付は8月1日になってしまうので注意が必要です。
(最終集荷時間を過ぎた郵便物は次の日に集荷されるため)

 

ただ上図のようにポストの最終集荷時間が過ぎていたとしても、
郵便局が開いていれば直接窓口に持っていけば引き受けてもらえます

 

ですので時間がギリギリで不安なら、直接窓口の方へと持っていくことをお勧めします。

 

こうすればより確実にその日の消印が郵便物に押されるため安心ですね。

 

必着とは?

必着(ひっちゃく)とは、期日までに目的地まで郵便物が届くことを意味しています。

 

 

必着というのは”郵便物がその期日ちょうどに着くようにする”のではなく、
”郵便物がその期日までに着くようにすれば良い”ので少し早く到着しても特に問題はありません

 

 

例えば2018年7月31日までに必着の懸賞に応募するとします。

 

 

上図のように必着はその期日かそれよりも前の日に目的地まで、
郵便物が届いていなければいけません。

 

たとえ郵便物の消印が期日前であったとしても、
目的地まで郵便物が届いたのが期日を過ぎていればアウトなので注意してください。

 

 

またその郵便物の目的地が距離的に近い場所であれば早く到着するかもしれませんが、
目的地が遠い場所ならすぐには着かない可能性も高いです。

 

なので必着の場合は消印有効とは違って、
期日ギリギリに出すと間に合わない場合があるので時間に余裕を持って出すようにしましょう

 

 

以上が「消印有効とは?必着との違いは何か?」でした。

 

 

2.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 消印有効とは、その期日までの消印が郵便物に押されていれば有効という意味。
  • 必着とは、期日までに目的地まで郵便物が届くことを意味する。
  • 消印有効は期日ギリギリでも間に合うが、必着の場合は間に合わないことも多い。

 

 

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