このページでは十姉妹の読み方と意味、「じゅうしまつ」と「じゅうしまい」どちらが正しいのかを解説しています。
結論から言ってしまうと、十姉妹の正しい読み方は「じゅうしまつ」「じゅうしまい」の両方になります。
十姉妹の”十”は「じゅう」、”姉”は「あね」「し」、”妹”は「いもうと」「まい」と読むことができます。
ただ一般的には十姉妹は「じゅうしまつ」と読むことがほとんどです。
十姉妹を「じゅうしまつ」と読むのは”熟字訓(じゅくじくん)”と言われる読み方で、
熟字訓とは漢字1字に読み方をあてるのではなく、熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方のことです。
熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方だから、熟字訓(じゅくじくん)です。
”訓読みは漢字の持つ意味を日本語に翻訳したところから生まれた読み方”のことで、”音読みは中国語としての漢字の発音に基づく読み方”のことです。
なので”草”の訓読みは「くさ」で聞いただけで意味を理解できますが、
音読みは「そう」でこれだけでは意味が分からないですよね。
訓読みはそれだけで意味が分かる読み方のものが多く、音読みはそれだけでは意味が分からないものが多いです。
そして熟字訓は熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に読み方があてられているため、漢字単体に読み方が振り分けられているわけではありません。
例えば「十姉妹(じゅうしまつ)」に用いられている”十”は単体で「じゅう」、”姉”も単体で「し」と読むことができますが、”妹”は単体では「まつ」と読むことはできません。
ですので漢字1字の訓読み(草:くさ)のように、その熟字だけで意味が伝わるように読み方があてられているものが熟字訓というわけなんですね。
熟字訓と言われる読み方は特殊で、あらかじめその言葉の読み方を知っていなければ、読み方が分からないものがほとんどです。
次の章で十姉妹の意味について解説していきます。
十姉妹は「スズメ目カエデチョウ科の飼い鳥のこと」の意味として用いられています。
「じゅうしまい」というのは、「じゅうしまつ」の別名です。
十姉妹の羽の色は地が白色で、暗褐色の紋が付いています。
性格は他の鳥と比較すると温和な性格のため、飼育は非常に簡単で、飼い鳥の中では初心者向けの鳥とされています。
また名前の由来は、複数飼いをしていても姉妹のように仲が良いことから、十姉妹という名前が付けられています。
十姉妹という名前から「オスは存在しないのか」と思う人もいるかもしれませんが、
十姉妹にはオス・メスの両方が存在するので覚えておきましょう。
以上が「十姉妹の読み方と意味、”じゅうしまつ”と”じゅうしまい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど