このページではボーダーとストライプの違いについて簡単に解説しています。
結論から言ってしまうと、”(日本では)ボーダーは横縞(よこじま)、ストライプは縦縞・斜め縞”を指します。
ストライプは”縞(しま)。縞模様のこと”を意味し、本来は縦・横・斜めの縞模様すべてを指して「ストライプ」と言いますが、日本では縦・斜めの縞模様を「ストライプ」、横の縞模様を「ボーダー」(海外では横縞も「ストライプ」)と呼ぶことが多いです。
(なぜ日本では横の縞模様を「ボーダー」と呼ぶのかについては後の章で解説しています)
日本で横縞の意味として用いられるボーダーは和製英語(日本で作られた、英語に似ている言葉)で、英語圏でボーダーと言っても意味は通じません。
次の章でカタカナの「ストライプ」と英語の「stripe」は意味合いが少し異なることについて解説していきます。
前の章でボーダーとストライプについて解説しましたが、日本で使われるカタカナの「ストライプ」と、海外で使われる英語の「stripe」は少し意味合いが異なります。
日本で使われるカタカナの「ストライプ」は”縞模様(しまもよう)”を意味しますが、英語の「stripe(ストライプ)」は”1本の線”を意味しています。
英語では1本の線なら「stripe(ストライプ)」で、「stripe」(1本の線)が複数並べられている模様(縞模様)の場合は「stripes(ストライプス)」と複数形で表記されます。
なので正確にいうと、カタカナの「ストライプ」と英語の「stripe」は下図のようになります。
カタカナの「ストライプ」は”縞模様”(日本では横縞は「ボーダー」)、英語の「stripe」は”1本の線”(複数形の「stripes」だと”縞模様”)を意味しています。
ちなみに縦縞(縦の縞模様)は「vertical stripes(バーチカル(垂直の。縦の) ストライプス)」、横縞は「horizontal stripes(ホリゾンタル(水平の。横の) ストライプス)」、斜め縞は「diagonal stripes(ダイアゴナル(斜めの) ストライプス)」と表されます。
次の章で日本で横縞がボーダーと呼ばれる理由について解説していきます。
日本で横縞がボーダーと呼ばれるようになったのは、一説によると”「border socks(ボーダーソックス)」についている横縞のことを「ボーダー」と勘違いしたから”だとされています。
英語の「border(ボーダー)」は”縁(ふち)。端(はし)/境界。国境”などの意味があり、本来は”横縞(横の縞模様)”という意味はないため、海外では横縞のことを「ボーダー」と言っても通じません。
※上はborder socks(ボーダーソックス)の写真
※上は袖と裾に線の入ったborder shirt(ボーダーシャツ)を着たペンギンのイラスト
海外では「border(ボーダー)」はファッション的には”縁。端”の意味合いで用いられ、「border socks(ボーダーソックス)」というと端に線の入っている靴下(くつした)、「border shirt(ボーダーシャツ)」というと首元や袖(そで)、裾(すそ)の部分に沿って線が入っているデザインが一般的です。
ですが「border socks(ボーダーソックス)」を見て、ある日本人が「ボーダー=横縞」だと勘違いしてしまったことから、日本では横縞のことを「ボーダー」と呼ぶようになったとされています。
以上が「ボーダーとストライプの違いとは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など